実際にあそべる立体の自動車のおりかたです。
平面のものに比べて難しく(工程数がとても多く)なっていて、お子さん1人で折るのは厳しいです。
それだけの大作なので、大人が折ってあげると喜ばれるでしょう。
ちなみに、ハサミやのりはいりませんが、おりがみを三枚も使います。
それでは、おりがみで自動車を作っていきましょう!
立体の自動車の折り方(画像付きで解説)
車体部分の折り方
①まずは車体からおっていきます。(最初に、折り目を沢山つけていきます。)
点線で半分におって、折り目を付けたら戻します。(今回は茶色のおりがみを使っています)



②点線で真ん中に向かっております。
折り目を付けたら戻します。



③黄色いラインを合わせるように点線でおります。
折り目を付けたら戻して、反対側からも同じようにおります。






④黄色いラインを合わせるように点線でおります。
折り目を付けたら戻して、反対側からも同じようにおります。






⑤今度は縦に点線で半分におります。
折り目を付けたら戻します。



⑥点線で折って、折り目を付けたら戻します。



⑦点線で折って、折り目を付けたら戻します。



折り目がこんな風についていればオッケーです!

これで下準備は完了です!
ここから立体にしていきます。
⑧点線でおります。
このとき、折るのはこの片方だけで、反対側は折りません。


⑨点線でおります。


⑩ひっくり返して点線でおります。



⑪もう一度ひっくり返して、点線でおります。



⑫一番上の一枚だけを広げます。


⑬点線でおります。


反対側も同じようにおります。


⑭画像の様に広げてつぶします。




反対側も同じようにおります。


全体図はこのようになります。

⑮真ん中の部分を矢印の方向に開きます。
この時に箱形をイメージして、角を直角におります。



こんな感じになればOK

反対側も同じようにおります。




⑯ひっくり返して、角の部分を写真の様に中に折り込みます。




全部の隅を入れれば、車体の完成です!

次はタイヤの部分をおっていきます!!
タイヤの部分の折り方
①車体の⑦まで同じように折って、折り目をしっかりつけます。(今回は灰色のおりがみを使います)


②点線でおります。


③点線でおります。


④点線でおります。


⑤ひっくり返して点線でおります。



⑥ひっくり返して点線でおります。



⑦一番上の一枚だけを開きます。


⑧矢印の部分から広げてつぶします。






反対側も同じようにおります。


⑨向きを変えます。

点線で垂直におります。


⑩矢印の部分を広げて直角におります。




反対側も同じようにおります。



⑪矢印の方向に広げてつぶします。



⑫点線でおります。


反対側も同じようにおります。


⑬点線でおります。


⑭矢印の様に垂直にたてます。


⑮反対側も同じようにおっていきます。




⑯点線の部分を裏側に折り込みます。


全部の角をおります。

ひっくり返せば…

車輪のパーツの出来上がりです!!
最後は窓の部分を折っていきます。
もう少しですので頑張ってください!
窓の部分の折り方
①おりがみを用意して、点線で半分におります。(今回は水色のおりがみを使っています)
しっかりと折り目を付けたら戻します。



②真ん中に向かっております。
しっかりと折り目を付けたら戻します。



反対側も同じように折り目をつけます。



③画像のラインを合わせるように点線でおります。
しっかりと折り目を付けたら戻します。



反対側も同じように折り目をつけます。



④画像のラインを合わせるように点線でおります。
しっかりと折り目を付けたら戻します。



反対側も同じようにおります。



⑤縦でも同じようにおっていき、画像の様な折り目をつけてください。

⑥真ん中に向かって点線でおります。


⑦真ん中に向かって点線でおります。


⑧画像の黒い点線の部分をおって折り目をつけます。



上側も同じように折り目をつけます。

反対側も同じように折り目をつけます。


⑨画像の様に広げます。



⑩点線の折り目をしっかり出すようにおります。





⑪ラインを合わせるように点線でおります。



反対側も同じようにおります。

ひっくり返せば窓のパーツの出来上がりです!

これで全部のパーツの完成です!

次は組み立てに入りますよ!
立体の車を組み立てる
まずは、車輪と車体のパーツを組み立てます。

車輪のパーツを車体の下の隙間に差し込みます。


両サイド同じようにいれます。

次は、車体の上の隙間に窓のパーツを差し込みます。




両サイド同じようにいれます。

これで車の完成です!



折るときのポイント
車体、タイヤ、窓も折り目をつける工程がとにかく多いです。
折り目をしっかりつけたほうが折りやすく、薄いとわからなくなってしまう場合もあるので折り目はしっかりとつけましょう。
後は、工程1つ1つをしっかりと丁寧に折っていけば、立体の車が出来ます。
最後に
いかがでしたか?
ちょっと難易度が高かったかもしれませんが、立体だと子どもの食い付きが違うはずです。
ブロックを組み替えるように各パーツを組み替えられるので、いろんな色で折ってパーツを組み替えて遊ぶこともできますよ!
また、ライトや窓を書いてもいいですし、そこはお子さんに書かせてあげるなんてのもありです。
おりがみの車は紙なので壊れやすいかわりに、子供が踏んでしまって怪我する可能性も低いと思います。
ぜひ作って遊んでみてください。



コメント
平面の車を探していたのですが、こちらの写真を見つけた息子にねだられ、初めて作りました。五才の息子はとても喜んでいます。ありがとうございました!
お役に立てて良かったです。
立体の車は手順も多く、大人でも難しいですね。
それを折れる神埼さんも素晴らしいです。
こんにちは。 私は中学2年生です。立体の形をした車の折り方を探していたんですが、この車はかっこよくて私の好みです。他にもトラックやパトカーも出してみると良いかもしれないですね。